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ホーム 帰宅恐怖症・・

         珈琲浪漫紀行その8

   ヴェネチアに次いで、ロンドンでのコーヒーハウスの繁栄も
  オープン以来長く続くのですが、ここでもコーヒー反対派に
  よって迫害を受けます。

   (コーヒーの受難ふたたび・・・ふうっ!)

   たとえば、1675年、ロンドンの主婦たちが反対の
  嘆願書を出しています。

   と、いうのも、当時、コーヒーハウスへ出入りできたのは
  男性だけだったのです。

   コーヒーハウスで男たちは政治を語りビジネスの話をし、
  文学論に花を咲かせたりと延々と議論を戦わせっていたのでした。

   なぜ、女性がコーヒーハウスへ入れなかったのかは
  はっきりしていないのですが、
   ともかく、コーヒーハウス通いで家に帰って来ない、
  まるで、今でいう
        『帰宅恐怖症』
      ばりの夫がいたりしたためのようです。

   面白いのは、この嘆願書には

   『コーヒーハウスに入り浸りでかまってくれない。
    コーヒーを飲むと子種が無くなったり、
    子供が出来にくくなる。
    これでは将来、人類は絶滅するか、サルのような
    人間が生まれてくることが予想されるので、
    速やかにコーヒーハウスを閉鎖してほしい。』

  と書かれていたそうです。

  今も昔も、男性陣は大変ですね。

   (しかし、サルはないだろー!サルは!)

   しかし、どうも女性の不満足るものは
  こういうことのようですね。

   このようにコーヒーがもてはやされたのは、
  イギリスだけでなくヨーロッパ各地のことでした。
   当時開店したコーヒーハウスの中で、現在も営業を
  しているというところもあるほど、コーヒーの歴史は古く、
  また現在においてもコーヒーが人々に愛されていることが
  うかがえます。

   お次はフランスへ・・・

   ミルクたっぷりのカフェ・オ・レで、何時間も
  おしゃべりを楽しむことがよく知られているフランス人。

   コーヒー輸入量も堂々の世界第3位です。
  1657年にコーヒーはパリに紹介され、その5年後には
  サンジェルマンの市場で売られていました。

   それからコーヒーの愛好家は続々と増えつづけ、
  カフェがあちこちに開かれました。
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