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珈琲浪漫紀行その3 伝説とは別に文字で記された珈琲の記録を 見てみるともっとも古いものは西暦900年にさかのぼります。 アラビアの医師ラーゼスが、バン(ブン)という木の 種子を砕いて煮出したバンカムという液が、 胃に良い薬であると書いています。 ふっふっふっ!! これが珈琲のことでーす。 それからおよそ100年ほど経つと、 今度は後にイスラム哲学者の間で 『賢者の石』と、違う違う・・・ (ハリポタかハガレンでした、これは・・・ すみません、ちょっとファンだったりするもんで) 『賢者の長』といわれたアビセンナという 人物がバンとバンカムについて詳しく述べています。 その後、イスラム教の聖職者が『秘薬』として 独占していた時期が長ーーーーーく続きました。 しかし、1454年にイスラム教典の 解説者シェーク・ゲマレディンによって、この薬は 民衆にも公開されました。 それからというもの、この薬・・・つまりコーヒーは 海や山をセッセ!、せっせと超えて東西へと 伝えられ、数多くの人々を魅了していったのです。 ところで、この時代のコーヒーの名は『バンカム』で まだ、現在のように豆を煎るということはされていませんでした 最初は成熟した果実の種子を煮て柔らかくしたものを 食べたり、その上澄みを飲んでいました。 その次のある期間は、乾燥した豆を砕いて 煎じた汁を飲んでいたのです。 煎り豆を使用するようになったのは1450年頃、 ペルシャで長ーーーーーい柄のついた大型の スプーンでコーヒー豆を焙煎し、粉を砕いて 煮出して飲むようになってからだと伝えられています。 そこから今の私たちに至るまでコーヒーの 長い長い旅が始まったのです。 ところで、イスラムの一般家庭に広まったコーヒーは、 やがてヨーロッパやその他の地にも広がっていきましたが、 ヨーロッパの人々は最初、イスラム社会から伝わった飲みもの ”コーヒー” が、 ラーゼスやアビセンナの著書にあるブンやバンカムと 同一のものであることを知りませんでした。 |
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